東日本大震災のとき、千葉県に住んでいたわが家。住んでいた地域は震度5強でしたが、それでも棚の上に置いてあったコーヒーミルが床に落ち、調味料がキッチンに散乱したりしました。
上の階に住んでいた元上司の部屋(3階)は、食器棚の食器が床に散乱、吊戸棚が落ちてくるなど、さらに被害が大きく、わが家に避難してもらったほどです。
山形県は災害が少ないと言われているようですが、引っ越して来た3か月後には県内最大震度6の地震が来ましたし、とても油断はできませんよね。
先月の地震を機に、少しずつ危険な場所を見直しています。
重たいものは下へ下へ
地震が来たとき、まず怖いのが頭上からモノが落ちてくること。
頭より上には重たいモノを置かないのがいいと言われていますが、こども達の身長を考えると重たいものはなるべく下に置くのがベストですよね。
できることなら、腰より上の高さには、重いモノは置きたくない…。
ということで、以前から気になっていたキッチンのスチールラックを少しだけ見直しました。
気になっていたのはラックの上に置いていた中華鍋。
それなりに重さもあるので、やはり危ないかな?と。
そこで、全体的に中身の整理をし、一番上に置いてあった中華鍋を低い位置へ移動しました。
新一年生の息子にとってはまだ頭上・・・ですが、以前よりはマシになったかな?
・・・と思ったのですが、翌日になってもやっぱり気になり、さらに変更することに。
写真を見ていて、ふと気づいたんです。
コンロ下に置いてあるコーヒー&お茶セットと交換すればいいんじゃないか?と。
中華鍋の水分を飛ばしたあと、完全に冷ましてから戻す必要はありますが、扉もあるコンロ下なら安心です。
しかも、使用頻度の高いコーヒー&お茶セットをオープンなスチールラックに置いたことで、使い勝手も良くなりました。
ラックの一番上に収納するのは基本的にやめることにしたので(まだ仮置きのモノが置いてあります)、収納量は減りますが、上のほうにモノがないほうがすっきり見えるので、むしろ無くして良かったなと思っています。
吊戸棚も軽いものだけ
わが家のキッチンには吊戸棚がありますが、東日本大震災以降こちらにも重いものや割れものを収納するのはやめました。
収納しているのは・・・
- ラップ・アルミホイル・ジップロックなど
- お弁当箱
- 製菓用の型など
基本的には軽いものばかりです。
大きな地震の際にはロックが掛かるようになっていますが、扉がきちんと閉まっていなければロックだって掛かりません。
扉が開いているときはキッチンにいる可能性が高いですから、やはり危険なものは置いておきたくないですよね。
軽いもの・割れないもの限定にすることで、収納できるものは限られてしまいますが、やはり安全第一!その辺は他のものを整理することで、何とかカバーしています。
キッチンはものが多く、わが家では一番の危険地帯。
しかも、過ごす時間が結構長いので、いざというとき危険のないよう、しっかり対策をしていきたいものですよね。
皆さんのお宅でも、是非危険がないか?チェックしてみてくださいね。
防犯・防災