収納場所を決めているのは誰?
皆さんのご家庭では、収納場所って誰が決めていますか?
ご家族のものもママが収納場所を決めて、家族がそれに従う・・・という場合も意外と多いのではないかな?と思います。特にお子さんのものは。
わが家でも、子どもが幼稚園に入るまでは、私が収納方法を決めていましたが、私がやりやすいと思う方法と子どもがやりやすい方法って違う場合も多かったんですよね。

「親のやりやすい方法」と
「こどもがやりやすい方法」が
違う場合も多いんです。
私はなるべくすっきり、コンパクトに収納したいのに対し、
こどもは好きなものを並べて、いつでも楽しく遊べるようにしておきたい。みたいな。
いくら大人がやりやすい方法を提案しても、子どもに合っていなければ、
片づけるの面倒・・・
やりたくない・・・
子どもたちはそんな風に思ってしまいます。

そんなわけで、わが家では親が勝手に収納方法を決めるのではなく、使う人がどう収納したいか?必ず相談してから収納場所を決めるようにしています。
とはいえ、子どもは片づけを学んだわけでも何でもないので、最初はいくつか収納方法を提示して、その中から良さそうな方法を選んでもらうといったスタイル。
でも、それを繰り返すことで、今では、子どもたちから
「こういう収納にしたい」
「こうしたほうが便利!」
「使いにくくなったから収納を変えたい」
などと希望が出るようになり、自分たちで工夫しながら、収納するようになりました。
まぁ、扉を開けたら、ぐっちゃぐちゃの時もありますが、私が小学生のときはもっとひどかったので、収納内に片づけているだけでも今は花まるだと思っています。
自分で決めることが大事!
親が全て決めてしまうと、どうしてもやらされている感が出てしまいますが、自分で決めれば”自分事”として捉えられるようになります。
わが家の場合、重要書類以外は、こども達に管理を任せているので、今は何かをなくして「どこ?」と聞かれても、「知らない」で終わり。
なくして困る経験、探す大変さを経験することも必要だと思うので、やってあげることは簡単だけれど、今はあえてやっていません。
収納場所に限らず、親が何でも決めてしまうと、子どもは考えなくなりますから、子どもにもとにかく自分で考えてもらいます。
小学生の今なら、失敗し放題ですから、よほどの問題が無い限り、親は口を出さず見守るのみです。
正直、口も手も出さないのって、なかなかしんどい。笑
でも、子どもたちに考えてもらうきっかけになれば・・・と、母は我慢がまんの毎日です。
小さなこども(3歳くらいまで)は、左脳より右脳が優位に働くと言われています。
こどもに限らず、脳の使い方(利き脳タイプ)を意識した収納方法を取り入れると、片づけもよりスムーズになるはずですよ。
気になるかたは、是非「利き脳片づけ®収納術講座」にご参加くださいね。